以前本の整理をしていて、すごく大切にしていた本だったけれど最近は全く開くこともなく、本棚の奥底に眠ったままの本がありました。最初は捨てようと思っていましたが、買取をしてもらった方が捨てるより有効活用かと思い、しかも捨てるにはもったいない程状態も良かったので、古本屋に持っていくことにしました。チェーン店の古本屋は買取額が安いと聞いたことがあったので、最寄駅の近くの少しマニアックな古書を取り扱っている古本屋に買い取ってもらおうと、一冊だけ持って行きました。その店は、店内に本がぎっしり並べてあって、足の踏み場もない程本の山がたくさんありました。持っていった本は、ファッション関係の本で、3500円で購入したものです。約20年前に買ったものでしたが、ある意味マニアックな本だったので、この古本屋ならばと思い持っていきました。

捨てようと思っていたものだっただけにあまり期待はしていませんでしたが、500円で買い取ってくれました。その時は、ランチ代を稼いだつもりでそれで満足でした。その後何年かして、引越しをすることになりました。あの買取以降本の整理をしていなかったので、これを機会に今度は大々的に本の整理をしようと思い選別に取り掛かりました。戸棚の一番下にほとんど眠った本がたくさんあり、半分くらいは処分していい本でした。学生時代に使用した経済書や政治本、ハードカバーの小説、文庫本、全部で50冊くらいはありました。けれど、全部10年以上前のものばかりで、中途半端に古いものばかりです。今回も前回同様同じ古本屋で古本買取をしてもらおうと思い、重い思いをして古本屋まで運びました。当然以前よりは高い値段が付くと確信して・・結局査定額は以前買い取ってもらった古本とほぼ同じ値段でした。以前は一冊で500円だったのに、今回は50冊程もあってどうして同じくらいの値段なのか納得がいかなくて理由を聞いてみました。今回出した古本は時事ものが多く、時事ものは値段がつきにくいという話でした。そんなに時事ものがあったとは思いませんでしたが、古本買取も以前より厳しくなってきているのかと思いました。

今のご時世からなのかわかりませんが、期待していた分思った収入が得られず、かなりショックでした。後で友人に話を聞いたら、本でも洋服や靴でもワンシーズンですぐ売る方がお金になるし、自分もそうしているということでした。確かにそう思いますが、基本的にモノが捨てられない人間で、買い物をする時は長く着られるものをと思って買っているので、買ってすぐワンシーズンで買取という気にはなれません。結局最後には損をする羽目になるのですが、古本買取にしてももったいない精神を発揮してなかなか買取に躊躇してしまいます。もっと潔く出来ればいいのですが・・難しいところです。